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犯行動機が「献身」ということ

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
映画から入りました。
映画が(個人的に)あまりにも良かったので、つい買ってしまいました。
読んでみた感想は、人間ドラマとして非常におもしろかったということです。
ミステリとして見て、トリックの追求をするような種類の作品ではないような気がします。

また、ミステリなのに読後感がさっぱりしているのは、石神の犯行動機が「献身」(これは純愛とは違うと思いますが・・・)だったからではないでしょうか。
ミステリで泣けたのは少なくとも初めてです。

あと、原作を読んだからといって、映画を批判する気にはなりませんでした。
映画は映画で2時間で原作のうまみを演出しきっていたと感じています。
引用元:犯行動機が「献身」ということ
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
『チーム・バチスタの栄光』に続く田口・白鳥シリーズの第二弾。
『チーム・バチスタ〜』同様、白鳥はこの下巻に入ってからの登場。
ここではさらに、白鳥の学生時代の腐れ縁であり警察庁から桜宮署に出向中の警視正・加納が、瑞人の父の殺人事件を捜査する過程で絡んできます。

「田口を一方的に振り回す白鳥」のみならず、「そんな白鳥に対し、全くひるむことなく論戦しあう天敵:加納」、そして名コンビだかなんだかわからない上司と部下である加納と玉村のコンビなど、キャラクター同士のやりとりはなかなか楽しめます。

しかし、犯人が早い段階で想像がついてしまう上に、犯人を追い詰める過程も、特別に惹きつける要素が何もありませんでした。
また、ミステリーの他、SFやら少しだけラブストーリーやら、いろいろな要素を盛りこんだようですが、詰め込みすぎたゆえ、どれも表面的な描写にとどまり、中途半端に終わってしまった印象があります。
単に「暇つぶしに読む軽い小説」や、「ストーリーよりもキャラの面白さのある小説」を求めているならそれなりの価値はありますが、「本を読むからには深みのある読み応えのある内容を」という方にはあまりオススメできません。
引用元:

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