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涙が止まらなかった

アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス)
読んで、心を動かされるのを止められなかった。
被害者の家族、加害者の家族、当事者二人の子供の描き方が見事で一人一人、個性を持ち、その立場故の感情があり、
完璧ではなく、間違いを犯している。
こんなに力を持った漫画に久しぶりに出会った。
絵柄は少し古い印象があるけど、ストーリーの見事さで気にならない。読み進めてゆくうちに絵柄にも心が動く。

とにかく見事な作品です。
読んでほしい。
漫画を読んで作った漫画ではない。
この漫画に正義の味方はいない。
脇役の一人に至るまで普通の人たちばかり。
押し付けがましい正義感はなく、奇をてらったシーンもない。
なのにこの作品の力は何だろう。

作者の力量にただ脱帽する。
ただショッキングなだけでなくそれぞれが何かを抱えながら生きてゆこうと思わせるラストに涙が止まらなかった。
講談社の漫画は似たようなものが量産されている印象があるけど、この作品のように思いがけない良作もたまに
出てくるので油断ができない。

何度も読み返したい。
引用元:涙が止まらなかった
アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス)
テレビの同名のドラマを見てから本書を知ったが、一瞬の表情や情景を巧みに描き、テレビにない漫画ならではの説得力があった。

神戸の事件がモデルとなったと思われるが、少年Aの母親の「この子を産んで」や、Aの内面をえぐった「酒鬼薔薇聖斗の告白」などと異なり、被害者の視点を交えて、両者の接点を探っていることが斬新で、深みを与えている。

子供である加害者も実は愛に飢えた被害者なのだという、人間の根源から訴える弱さや悲しさが感動を呼ぶ。
引用元:

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