涙が止まらなかった
![]() | アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス) |
被害者の家族、加害者の家族、当事者二人の子供の描き方が見事で一人一人、個性を持ち、その立場故の感情があり、
完璧ではなく、間違いを犯している。
こんなに力を持った漫画に久しぶりに出会った。
絵柄は少し古い印象があるけど、ストーリーの見事さで気にならない。読み進めてゆくうちに絵柄にも心が動く。
とにかく見事な作品です。
読んでほしい。
漫画を読んで作った漫画ではない。
この漫画に正義の味方はいない。
脇役の一人に至るまで普通の人たちばかり。
押し付けがましい正義感はなく、奇をてらったシーンもない。
なのにこの作品の力は何だろう。
作者の力量にただ脱帽する。
ただショッキングなだけでなくそれぞれが何かを抱えながら生きてゆこうと思わせるラストに涙が止まらなかった。
講談社の漫画は似たようなものが量産されている印象があるけど、この作品のように思いがけない良作もたまに
出てくるので油断ができない。
何度も読み返したい。
引用元:涙が止まらなかった
![]() | アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス) |
神戸連続児童殺傷事件の少年逮捕から一年後に発表された記事を基に書かれた本です。
少年の家族や、学校の関係者などから取材して、事件や少年の生い立ちを記してあります。
親から見た少年像、学校側から見た少年像、そして同級生との会話などが描かれてあり、その像の違いにに驚かされました。
母親が学校に「しばらくのあいだ休ませようと思います。」と告げに行った際
面会した担任教師と生活指導担当の教師は
『やっとカウンセリングを受けてくれると思い、ほっとしていた。』
と記されています。
学校側では、長い間「児童相談所でのカウンセリングが必要な生徒」と認識していたのに対し、
親は「男の子のことだからそんなに心配しなくてもいいでしょう」というかかりつけの病院の院長のアドバイスを受けて、思い悩まないようにしていた
と書かれています。
伝説となっていた「教師への暴力」や「教師からの暴力」について「はそういう事実はなかった」ことを取材たうえで掲載されています。
冷静な文章で読みやすく、納得する事柄が多く記されている本でした。
引用元:
少年の家族や、学校の関係者などから取材して、事件や少年の生い立ちを記してあります。
親から見た少年像、学校側から見た少年像、そして同級生との会話などが描かれてあり、その像の違いにに驚かされました。
母親が学校に「しばらくのあいだ休ませようと思います。」と告げに行った際
面会した担任教師と生活指導担当の教師は
『やっとカウンセリングを受けてくれると思い、ほっとしていた。』
と記されています。
学校側では、長い間「児童相談所でのカウンセリングが必要な生徒」と認識していたのに対し、
親は「男の子のことだからそんなに心配しなくてもいいでしょう」というかかりつけの病院の院長のアドバイスを受けて、思い悩まないようにしていた
と書かれています。
伝説となっていた「教師への暴力」や「教師からの暴力」について「はそういう事実はなかった」ことを取材たうえで掲載されています。
冷静な文章で読みやすく、納得する事柄が多く記されている本でした。
引用元:
