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やさしい物語

小説 On the Way to a Smile ファイナルファンタジーVII
オチなど、構成がうまく読ませる本です。文体は写生っぽい。
淡白な印象ですが、キャラの心情など想像の余地を残した表現方法に
好感を持ちました。シンプルですが、決して無味乾燥ではありません。
胸が痛んだり、震えたりします。淡々としているから、崩壊後の世界の
悲しさが際立ちます。
このあたりの文の綴り方は個人の好みだと思います。

クラウドの話を読みたくて手に取ったのですが、読み終わってみると、
レッド13と社長、デンゼルの話が印象に残りました。すごくよかったです。
レッド13が獣化して人を襲う過程の描写が圧巻で、喪失の苦しみを
救ってくれた仲間とのやりとりも素晴らしかった。ギリガン(笑)

プレジデント新羅と社長のエピソードも。Loser、笑いました。
シニカルなユーモアです。
デンゼルの「普段なら絶対に拒否する」柄のハンカチのエピソードも
うまいな、と感じました。

そのほか、本編の合間にライフストリームの中のセフィロスと
エアリスについての短文が収録されてあり、セフィロスがクラウドに
執着する理由などが述べられています。
装丁もシンプルで美しいです。カバーはプラスチック。
挿絵なし、表紙のみモノクロCG。
薄くもなく、分厚くもなく、サラッと読むのにちょうどいい文章量です。
引用元:やさしい物語
小説 On the Way to a Smile ファイナルファンタジーVII
「天は自ら助くるものを助く」という言葉に引かれて購入しました。

自分の時間、お金、生活、エネルギーの全てをかけて、
書いた論文や、絵画が何かの原因で台無しになってしまったら、
人は一体どうなるのでしょうか。

凡人なら、意気消沈して、くじけ、現状を嘆き、悲しみ、あきらめてしまうでしょう。
はたまた自己憐憫に陥って、道を踏み外してしまうかも知れません。

歴史に名を残すようなスゴイ人は、そこでスッパリ自分の心の方向を変え、
一からやり直す根気と、情熱、エネルギー、強いモチベーションを持っており、
最初あったものより良いものに仕上げちゃったりするんだよなあ、
と本書を読んで思いました。

スゴイ人と凡人はどこで差がつくのか、というのが非常によくわかります。

過去にデールカーネギー氏やスティーブン・R・コヴィー氏の本を読んだ事がありますが、
今、改めてサミュエル・スマイルズ氏のこの著作を読むと、
彼らが、スマイルズ氏の著作を研究しておられ、
多大な影響受けている事が読み取れて、それが私には、新鮮な驚きでした。

スマイルズ氏の思想や哲学は、現代自己啓発系の著述家の方々の中に、
脈々と受け継がれていると思います。

時代が流れて、言葉と表現は変わっても、根本となる真理や、原理原則は
そう簡単には変わらないし、いつまでも変わらない、そう思わせてくれる作品です。
引用元:

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