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彼らは何を目指したのか?そして彼女はどこへ行くのか?

白夜行 (集英社文庫)
 東野圭吾氏の作品の中でも、個人的に最も印象に残る作品です。
 これだけのボリュームにも関わらず、作品全体に張り巡らされた伏線によって、物語の緊張感は維持され一気に読まされてしまいます。
 作者自身がインタビュー等で語っているとおり、物語は読者以外には真相が解らないような形で進んでいきます。さらに主人公である亮司と雪穂が直接接触する場面もないため、犯行の動機などは読者の推測に委ねられてしまいます。
 読後感は“爽快”といったものには程遠いのですが、かといって二度と読みたくなくなる類のものでもありません(実際に「幻夜」を読む前に再読してしまいました)。それは、亮司と雪穂が少年少女時代に身勝手な大人達から受けた「心の傷」ともいうような経験や、お互いへの思いやりに対する同情からかもしれません(陳腐な言い方ですが)。
 ただ、数々の犯罪を重ねていく先にあったであろう、二人が目指したものは結局解らずじまいでした。このことは、続編的な作品で描かれていくのでしょうか・・・
引用元:彼らは何を目指したのか?そして彼女はどこへ行くのか?
白夜行 (集英社文庫)
バレエ団を舞台にした悲劇です。「眠れる森の美女」のレッスン、ゲネプロ、公演の様子を背景に、バレリーナの自己管理の厳しさを横糸に織り交ぜながら、不可解な殺人事件が続きます。半分まで読んでも誰が犯人なのか私には分からず、解決したい一心で一息に読んでしまいました。最後はパズルが上手くはまったように、謎が解き明かされ、安堵。ストーリも魅力ですが、刑事役の加賀恭一郎の目線で描かれたバレリーナの日常や舞台の風景もこの本の面白さかも?
引用元:

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