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いつか人が・・・こうなる日が来ても

明日も愛してる (Holly NOVELS)
今更ですが、10年位BLとか関係なく色んな小説を読んでますが、
ここまで泣いた小説は・・十二国記以来?
BLではこの作品が初めてでした。心持ってかれます。

すぐに何も解らなくなる人に、明日も愛してる、なんて私は悲しくて言えません。
最初は主人公達に浸り、二回目は自分に置き換えて読みました。

主人公の櫂は、事故の後遺症で13分しか記憶を留められず、
新しい記憶を蓄積できない生活を5年間送っています。
目が覚めればまた知らない自分、人、時間、そして気持ち。
しかし彼が精神崩壊までいかないのは、
元々の聡明さと、強い精神力があるからこそだといいます。
櫂は人間的にとても魅力的な人物なのだと思いました。
彼のハウスキーパー兼、事故前からの恋人・津田は、
文章的になかなか掴めなかったんですが、
櫂の事を凄く大切に愛してるという事は、一番に伝わってきました。

中盤辺り、飴を買って二人で花火を見るシーンがあります。
津田が、櫂に唐突に愛を述べます。
その瞬間の櫂は、いつもとは違う、とてもはっきりした頭で聡明さを取り戻し、
事故前の、多分津田と出会う前の【櫂】が津田の目の前に現れます。

津田の【あなたなのか・・・?】という台詞に、胸が締つけられました。
自分でもここまでリアルに、文章の中の人物の顔を想像出来るとは思いませんでした。
ここからやっと、津田という人物を理解していきました。
もう、涙でぐしょぐしょになりながら、
本来の櫂と、恋人津田の13分間のやりとりを胸に刻みました。
あっという間でしたが、ここは本当に感動して泣きました。
最初と最後は濃いめのHシーンあり、でこれが結構リアル。
現状を理解出来ない櫂に、その場に応じた言葉を言います。
そうゆう津田の気持ちを理解してあげた、この13分間のやりとりは
読んでて一番救われた想いです。

読み終えても表紙を見れば、鮮明に文章を思い出せます。
櫂の表情がいいですねぇ・・なかなか余韻が抜けない小説でした。
しかし、全体的にそんなに重くはないし、悲観的にもならないので
是非興味があったら読んで泣いてくださいませ!
オススメします!



引用元:いつか人が・・・こうなる日が来ても
明日も愛してる (Holly NOVELS)
最近テレビでやってたのを見て買って読んだが、
とても面白い。横山秀夫さんはこういう短編ものがいいのではないかと思う。
テレビもよくできていたが、この本にないテレビ用の創作はやはり話のレベルが低い。

引用元:

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