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石田光成と直江兼続

密謀 (上巻) (新潮文庫)
大河ドラマの原作「天地人」よりも面白そうなので、こちらを手に取りました。
織田から豊臣、徳川へと天下が移っていく中で、上杉がどのような行動をとったのか、策士直江兼続の智謀を元に描かれます。
その時代に活躍したであろう間者の行動も物語に彩りを添えていてとてもおもしろい。
個人的には、上杉といえば上杉謙信しか思いつかなかったのに、上杉景勝に光が当てられ
さらに上杉家が綿々とつながっていき、次に読んだ赤穂浪士につながっていくのが興味深い。
石田光成と通じていながら関が原には参戦せず、家を守った上杉景勝の判断に惹かれました。
引用元:石田光成と直江兼続
密謀 (上巻) (新潮文庫)
亡き著者55歳の作品。

来年2009の大河ドラマ 直江兼続の「天地人」がまさにこの本の内容。その影響で今また脚光浴び、本の帯も新しくなって、さぞや著者も喜んでいることでしょう。 
また、同郷で、且つ、直ぐ近くに春日山城がありながらも、全く上杉謙信、景勝、直江兼続の知識が無かったそれがしも、しっかりお勉強させていただきました。感謝 感謝!

これでもか!これでもか!!と言うくらいに戦国武将が出てきます。時代小説が好きでも、歴史上の人物が登場する本が大嫌いで今まで避けてきた分、当然全く無知だった部分にたっぷり知識が蓄積されました。

そうか、豊臣秀吉はこういう人物で、織田信長はこうで、徳川家康はこんなやつだったか?
更に、石田三成がこうで、上杉謙信、景勝の「義」とはこうで、直江兼続はこんなだったか?

そうこう言いながら、
この(下巻)はワクワクしながら読みました。さすがは藤沢周平さん、この人の本でなければ絶対に読んでなかったことは言うまでもない。
更に、最後ほのぼのさせてくれる場面は、この著者独特のもの、思わず苦笑いしてしまいました。
火坂雅志著「天地人」NHK出版 とは全く違った、小説家 藤沢周平の世界が堪能できます。

■お薦め度:★★★★★(戦国武将がほとんど出てくることを覚悟の上で読んで下さい。でも、超お薦めです)

引用元:

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