どうでもよい作品
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『1Q84』は村上春樹の名前がなければこんなに売れることはなかったと思います。それどころか、もし新人作家が書いたものであったならば出版にこぎつけることすら困難だったかもしれません。突っ込みたいことがたくさんあるのです。(以下、多少ネタばれあり)
1) 男主人公の歳上のガールフレンドは都合が良すぎる存在である(男主人公にとって。そして作者にとって)。
2) 女主人公が、なぜそこまで女性警察官に強い好意をもったのかわからない。
3) 思わせぶりで深みのない会話や描写が繰り返されている。
4) 頻回の性描写の必要性が感じられない。
5) 抑揚の少ないストーリーなのに、こんなに長い分量が必要なのか?
6) 男主人公、女主人公は10歳の時に手を握っただけの関係なのに、30歳になってもお互い恋い焦がれていることが可能なのか? きちんとした理由がないので納得できない。
個人的には、月が二つ出てきたところで気持ちが冷めてきました。そして「リトルピープル」が出てきたところで、「あ、この小説は自分には必要のないものなんだ」と感じました。「ふかえり」や教団の存在は少し面白いと思ったんですけどね。しかし、それらも今ひとつの印象は拭えません。
肝心の小説がこのような状態では、あの有名なエルサレムでのスピーチにも白けてしまいます。ノーベル文学賞を獲ろうとしている世界的大作家がこんな小説を書いているからこそ、エルサレムで紛争が起こっているんじゃないのか?という気がします。『1Q84』が私たちの世界を良い方向に導いてくれるとはとても思えません。
村上氏のファンの方、『1Q84』が面白いと思った方、すいません。でも、これが私の正直な感想です。
引用元:どうでもよい作品
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