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野球が持つさまざまな横顔を描いた作品

フルスウィング (小学館文庫)
 さまざまな角度から野球にスポットを当てた6つの短編集。サクセスストーリーあり、ミステリーあり、恋愛ありと、バラエティーに富んでいるので「野球は分からない」という人も楽しめる内容となっている。ただ、「投げる・打つ・走る・守る」といった手に汗握る臨場感を楽しみたいという方には物足りないかもしれない。

 「ビリケン打撃投手」は、いままで才能に任せて努力を怠ってきた投手が、戦力外通告を受け打撃投手となってから努力することを覚え、一投手として認められるまでを描いたサクセスストーリー。
 「ビンボール」は、交換殺人を企てる助っ人外国人がアリバイ工作のために乱闘を演出する。果たして交換殺人は成功するのか!?
 「56号」は、優勝争いが混沌となってきた残り2試合で、シーズン本塁打記録を塗り替えようとする助っ人外国人に脅迫文が届けられる。敬遠か? それとも勝負か? 意外な結末が!?
 「リリーズ・チョイス」は、メジャーで大活躍する日本人選手タイショウ。日本球界時代にタイショウを冷遇していきた富井。キャンプを取材する富井…待ち受けるタイショウ…どうなるのか!?
 「ぐでんぐでん」は、女子アナをめぐって競い合うふたりの大学生ピッチャー。脱三振数の多かった方が彼女との交渉権を得る。ふたりの勝負は決着するが、恋の勝負の行方は!?
 「さよならのチャンス」は、戦力外となった投手が故郷に舞い戻る。待っていたのは、母の他に、恩師からの手紙と、初恋の相手。そして、中学時代の淡い恋が蘇る。

引用元:野球が持つさまざまな横顔を描いた作品
フルスウィング (小学館文庫)
ストーリーとネタが完全に分離してしまっていて、野球漫画としてもギャグ漫画としても少々中途半端な感じが否めない。

美味しいところを詰め込もうとするのはいいけれども、ストーリーで見せるときにはそちらに、ギャグで見せるときにはそちらを中心にというようにもう少し力のいれどころを押さえて欲しい。


引用元:

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